第3回 「ダニー・ザ・ドッグ」
ジェット・リーの新作、しかもプロデュースと脚本が「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のリュック・ベッソン、など、自分的には期待していた「ダニー・ザ・ドッグ」を見ました。アクション映画ではじめて泣きました。とにかく共演のモーガン・フリーマンとのやりとりが素晴らしいです。ジェット・リーのシャイな演技も必見です。ダニーが徐々に人間性を取り戻していく過程で、アクションにも変化をつけている点が細かいですね。また、脚本にも無駄な部分がなく、テンポ良く話が展開していきます。今回な戦いはダニーのパーソナルな戦いなので、過剰な爆破シーンもありません。そのさっぱりしたつくりがフランス映画らしいです。アクション監督は「酔拳」「マトリックス」「カンフー・ハッスル」のユエン・ウーピン。普段はワイヤーを多用した華麗なアクションが多いですが、今回はリアル・ファイト系で魅せてくれます。この方のアイディアには毎回驚きます。ラストの戦いでは斬新な殺陣を見せてくれます。詳しくは言えないのでぜひ見てください。監督は「トランスポーター」のルイ・レテニエ。まだ若い方です。この監督の作品は殺陣がとても見やすいですね。西洋の監督がカンフーを撮ると、カット割りをしすぎて見にくくなってしまうことがよくあるのですが、この人はその点をとても理解しているような気がします。「トランスポーター2」もこれから公開されるらしいので、そちらにも期待しましょう!!
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